2010年3月15日月曜日

『うたた寝』

木は絶妙なバランスでぐんぐんとのびていきます。
陽にむかって、自分が大きくなるためにあっちこっちとのびていきます。
それは「自分」しか見えてないから。
自己中心的な生物なんです。
幹は太くて、枝は細い。
まるで人間の神経のように、
細かく、尖る。
木のようになりたいと思う反面、
それは人間を放棄しているように受けられるんでしょうか。

車や列車で揺られながら、
うたた寝するのが気持ちいい。
あったかい車、田舎を走る列車。

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